深くゆっくり知った呼吸は、さまざまな効果があると言われています。
北一郎氏の著書「図解雑学」呼吸のしくみ（ナツメ社）には、その効果について次のようなことが書かれています。

深くゆっくりした呼吸の健康効果
１， セロトニン神経の活性化により元気になる
２， 自律神経のバランスをとることにより循環器系・内分泌系・免疫系機能の調節を行いホメオスタシㇲ（恒常性）の維持をもたらす
３， ガス交換を活発にすることにより疲労を回復させる
４， 腹腔内を刺激することにより消化・分解を促進する
５， 意識覚醒を高める
６， 痛みを抑える
７， 筋活動を支える
８， α波が出ることにより落ち着き、リラックスさせるとともに集中力が高まる
呼吸によってこれだけの影響があるのです。文字どうり、「呼吸で身体が変わる」わけですから、ゆっくり深い呼吸を心がけたいものです。