元気・健康をつくる呼吸法

自律神経・ホメオスタシㇲの安定強化 自然免疫力 治癒力高める呼吸法

お尻しめすると重心が安定してムダのない動きになる

丹田呼吸
丹田呼吸は、お尻を締めないと出来ない。
お尻を締めると丹田が鮮明に意識出来る。
お尻を締めるとは・・
肛門を引き上げる感覚です。骨盤低筋群を引き上げる
大便を堪える時の感覚と似ています。
3年前、脳梗塞を患った。
やっと、歩け出して、まもなく、自宅前の市道上で、少し足が、もつれて、上向きに大の字に転んだ・・
しまった・・後頭部を強く打った。
しばらく・・起き上がれなかった。
防寒の帽子が、クッションになり、無事だった。
あれから・・2年半・・
倒れない・・
右足・右手・言語(会話)に、痙縮の後遺症があるが・・
歩行は、杖が、なくとも、倒れない。
100m以上は、杖をついたが楽ですが・・
丹田呼吸を行ないながら、歩行しています。


重心が、丹田にあると姿勢が安定する。
お尻を締めると丹田に意識が集中します。


丹田は、おへそと肛門を結んだ中間地点で体の内部にあります。
ここは、まさに、体の重心部分なのです。


重心とは、物理学的に中心点です。
お尻を締めると丹田に力が入り重心が安定します。
例えばスキーのフリースタイル・モーグル上岡愛子選手、雪山の凸凹を乗り越えて猛スピードでコースを駆け抜けます。なぜ、転ばずに滑れるのか・・それは、重心が,安定してるからです。武道・舞踊・茶道・その他のスポーツでも、尻を締めよと、叱咤されます。

     
        生命の座に、意識を集中
丹田には、人体の①生理 ②心理 ③物理の3つの中心が重なっています。
①の生理的には、太陽神経叢(そう)という第の脳の中枢があります。


さらに、心理的には東洋思想いう肚・はらが、それに相当します。
生命エネルギー「気」の流れから観ると第のチャクラの位置に相当します。
チャクラは、頭頂から会陰まで7ヵ所あり、それらは東洋医学の「経絡」と重なります。


よって、ヨガは、丹田を生命の座 と、呼ぶのです。
丹田に意識を集中することは「生命の」に意識を集中することに他なりません。


その時、生命エネルギーは、①②③の3つの中枢に集中します。
すると生命・心理・物理の生命活動は、もっとも理想的に営まれるのです。
それで振れたり、揺れたり、ゆがんだりしない、もっとも合理的な生命活動が実現します。
お尻を締めて丹田に意識を集中していれば、重心が安定しているので電車の中でもふらつくことは、ありません。
武術や舞踏で「お尻を締めろ」と言うの同じ理由です。
諸芸万端、すbてのコツは、お尻を締めることです。
人間が動く時、重心に意識を集中して動作すれば、それは、もっとも無理のない動きになります。
その姿は、端から観ても実に美しい。
なぜなら、もっとも合理的な動きだからです。

元気になるたきゃ、お尻をしめなさい(著者・船瀬俊介)より。抜粋しました。